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災害拠点病院活動

院内活動

平成28年度災害実動訓練

16kunren0611月6日(日)に、人吉市と共催する形で人吉市総合防災訓練が実施され、人吉医療センターは熊本県人吉保健所と合同で災害実動訓練をおこないました。午前8時30分、人吉盆地南縁断層を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、球磨人吉地域で震度6強を観測したという被害想定で、発災直後、幹部職員は各所属の責任者から被害状況を情報収集し、午前8時45分に災害対策本部を本館4階事務室に設置することを決定、1階では運ばれてきた人たちの負傷程度や治療の優先順位を判断するトリアージや、傷病の緊急度・重症度で分けられた被災患者の診療をおこなう医療エリアを展開しました。各エリアの様子はスマートフォンのスカイプ機能を使いライブ映像を災害対策本部で見ることができました。午前9時過ぎには人吉保健所の職員が来院し人吉保健所医療救護現地対策室を当院本部と同フロアに設置され、後に近隣の透析可能な医療機関の情報などを直接聞くことができました。電話、FAX、インターネット(EMIS)等の通信ツールを利用する他、人吉市役所とは、衛星携帯電話・アマチュア無線を使っての情報収集訓練をおこないました。

16kunren03地域協力会の方々には、患者役や炊き出し訓練に参加していただきました。また、他院DMATの隊員が来院するなど今年はいろいろな設定を試みました。災害対策本部フロアをはじめ、医療エリアでの職員の真剣な表情や慌ただしい人の動きでとても緊張感がありました。265人の病院職員、38人の地域協力会会員、人吉保健所職員、人吉アマチュア無線クラブ員と、300人を超える多くの方が参加した人吉医療センターでの訓練は午前10時半過ぎに終了し、講評では災害対策本部長の木村院長が「訓練の時、シナリオ通りに動くのではなく、何故そうするのか、本当にそうしなければいけないのかを考え、実際に地震が発生した時に対応できるよう、常に考え、想像し行動してほしい。」と話がありました。今回の訓練から当院の問題点や弱点を見つけ改善していき、当地域医療圏の災害拠点病院として更なる災害医療体制の向上に取り組んで参ります。

平成28年熊本地震 JCHO人吉医療センター活動状況

被災されました皆様へお見舞いを申し上げますとともにお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
また、当院病棟上層階の揺れがひどく患者のみなさまには床頭台が倒れるなど外傷等はなかったものの、ご心配などをお掛けし申し訳ございませんでした。
さて、平成28年4月14日熊本地震の前震(最大震度7、M6.5)では当院がある人吉市は震度4、16日の本震(最大震度7、M7.3)では、震度5弱が観測されています。当院の各部門における災害活動状況について報告いたします。

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DMAT
人吉医療センターでは、DMATを2隊(9名)配備しております。DMATとは災害時の急性期・初期活動ができる専門的な訓練を受けた医師・看護師・業務調整員で構成された災害派遣医療チームのことです。

4月14日に発生しました震度7を超える熊本地震の余震後、熊本県よりDMAT派遣要請が人吉医療センターに入りました。それに応えるべく、チームは日付が変わる24時過ぎには指定された熊本赤十字病院へ出発。深夜3時過ぎから熊本赤十字病院に待機。先発隊は被害の大きかった地区に救護所を立ち上げる等の活動をする中、明るくなるにつれて被害状況が明らかになり、我々のチームは倒壊の危険がある益城町周辺の病院からの患者転院支援の業務にあたりました。各県からの応援DMATも続々と到着し、県内の隊は自施設優先との指示もあり同日21時頃には人吉へ撤収完了しました。16日の本震直後にも1隊派遣、また県庁の医療救護班本部には下川副院長をはじめ業務調整員派遣の要請にもDMAT隊員を派遣しております。
現在でも余震など予断を許さない状況ではありますし、派遣活動で熊本市内に行くと復興にも相当な時間がかかると感じます。今後も被災県のDMAT隊員として、出来るかぎりの協力を行いたいと思います。

人吉医療センターDMAT 木下 学

災害対策本部
14日21時26分、人吉市は震度4、大きな揺れを感じた職員は院内外から病院事務部に参集し、自動的に災害対策活動が始まりました。TVの大きな地震情報を耳にしながら、①災害規模の把握②病院被害状況の把握③地域の状況把握④職員や患者状況把握を行いました。ホワイトボードにライティングシートを貼付、施設状況把握シート・職員状況把握シート、職員名マグネットボードその他災害対応ツールを設置し、各部から寄せられる施設状況と職員情報を記録、EMIS(救急医療情報システム)登録、DMAT派遣に関する準備や後方支援、アマチュア無線によるDMAT緊急車両が走る道路情報の把握や高速道路ICへ緊急車両通行の連絡、職員安否情報は緊急連絡網を利用、災害医療体制の準備として特に医師の所在確認を行いました。
16日深夜に再び震度5弱の揺れがあり、病棟上層階の床頭台が倒れるなどの被害がありましたが、患者さんに怪我はなく幸いでした。その他、透析やレスピレータ関連情報を含む地域の医療情報の把握、厚生労働省DMAT事務局、県庁、保健所、市役所、JCHO本部と地区事務所との連絡やメディア対応を行いながら、ドクターヘリや救急車による患者受け入れ対応を行いました。
今回は、ライフラインは無事でしたが、毎日余震は続き警戒が必要な状況です。準備物の確認を含め、さらに警戒していきましょう。

総務企画課 西山 三智

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看護部
当院では、6名の看護師が「災害支援ナース」として登録を行っており、今回の熊本地震では4名の看護師、また、助産師協会の依頼により1名の助産師が、災害支援にあたりました。
今後も長引く避難所生活や、復旧作業などで体調不良を訴える人が多くなることに対応して、被災者などの支援にあたります。
公益社団法人日本看護協会は、地震発災後に災害対策本部を設置し、4月17日より熊本県看護協会が災害支援ナースを県内派遣し、県の保健師と連携し、24時間2交代で被災された方の支援にあたっています。

-「災害支援ナース」とは?-
看護職能団体の一員として、被災した看護職の心身の負担を軽減し支えるよう努めるとともに、被災者が健康レベルを維持できるように、被災地で適切な医療・看護を提供する役割を担う看護職のことです。実務経験5年以上で、一定の研修を受講した看護職が都道府県看護協会に登録されています。阪神淡路大震災の後、大規模災害に対応するために日本看護協会内で仕組みが検討され、現在の災害支援ナースの体制が構築されました。2016年3月現在、7,771名の登録があります。

看護部 井手 美智子

経理課
〇地震発生後、ただちに病院へ向かい中央監視モニターの異常が無いことを確認。
〇警備員に防災センター警報盤の異常の有無の確認
〇非常用エレベーター(EV)停止の回答(感震装置起動による停止)EV保守会社担当者へ連絡:翌日復旧
〇取引先(医療用ガス・重油・灯油)被災状況確認及び在庫・供給体制の確認。
〇高層階(9階)より順次、病棟床頭台の転倒防止の固定作業。
〇ライフラインの確認(第1~3電気室、発電機(3台)、受水槽・高置水槽・ろ過装置・配管・地下水の水位・濁り):異常なし
〇施設点検(ボイラー・地下タンク・液体酸素タンク(CE)・マニホールド・ストレージタンク・チラー・熱交換器・オートクレイブ・ヘリポート・エコキュート・厨房電磁調理器・外壁の確認):異常なし
〇診療材料仕入れ先の被災状況確認及び在庫・供給体制の確認。
エームサービス在庫・供給体制の確認。
〇看護学校・職員寮の施設点検
〇職員寮エレベーターの停止確認(感震装置起動による停止)EV保守会社担当者へ連絡。
他異常なし。

経理課 村山 純一

臨床検査部
二度の地震で機器の破損などはありませんでしたがネットワークの不良で電子カルテが使えなくなり翌朝復帰するまで紙運用となりました。
地震との関連は不明ですが感染症検査機器のサーバーが立ち上がらなくなり1日稼働できませんでした。
検査部25名の安否確認、連絡等に電話は繋がりにくく、メールでは面倒なので「検査室LINE」を立ち上げました。情報の迅速な伝達と収集にかなり役立ちました。

臨床検査部 阪本 裕子

救急センター
被災地からの域内搬送受入が可能な様にベッドの配置を変更、廊下には簡易ベッド椅子を配置し、通常の救急患者と被災患者の受け入れ担当を分け、その日の受診相談や入院受入れを行いました。
実際には、被災地で透析ができない患者の透析相談や被災地でけがをして避難してきた方の受診相談、熊本市内での入院受入困難な患者や状態が落ち着いた患者を他県のDMAT・ドクターヘリが出動して受入を行いました。透析については当院では維持透析が困難なため、連携室と協働し、近隣医療機関と連携をとりました。院内で協力し、早急に地域の状況の確認がとれたことは、良かったと思います。
現在、今回の地震で受診される方は少なくなってきておりますが、被災地より避難してきている方など体調を崩される方もいらっしゃるようです。エコノミークラス症候群など重症化すると命に危険を及ぼすものもありますので、予防など行いくれぐれもご注意ください。今後も患者さんの状況に合わせ、柔軟で的確な対応ができるよう体制を整えていきたいと思います。

医療福祉連携室 金栗 由佳

栄養管理室
今回の熊本地震では幸いライフラインに影響なく、1回目地震の翌日に熊本市内から物資の配送が出来ず4月16日分のみ献立を替えただけで、問題ありませんでした。その後、地元の業者から米や肉類・野菜類の調達、給食委託業者取引先の調達も確保できており災害時の対応は万全ですが、余震が続いているため油断はできません。
また、あくまでも今回の地震に対しての対応であるため、もし人吉・球磨地方で同じ規模の地震(災害)が起こった場合を想定すると、交通の寸断だけでも給食物資が運ばれて来ない訳ですから食料の確保は難しいと考えられます。現在の備蓄食品は患者用が3日間、被災者や職員用は2日間、飲料水は3日間で、今後数量や保管場所などの検討が必要と感じました。

栄養管理室 大岩洋子

画像診断センター
今回特に異常なく、通常の業務が可能でした。
もし、災害発生した場合は、第一に患者様の安全確保を行い、スタッフの状況確認、装置の状況確認、放射線管理区域の損壊状況確認等を行います。また、災害発生時商用電源が使用できない場合は非常用自家発電を使用します。使用電力を最小限に抑えられる理由から回診用X線撮影装置2台、外科用イメージ2台、口外汎用歯科X線撮影装置1台、CR読み取り機2台、PACSが使用できない場合はフィルム出力で対応します。

画像診断センター 丸尾 時雄

医療福祉連携室
医療福祉連携室では、被災地の医療機関で入院継続が困難な患者さんの転院、避難者の外来受診調整を行いました。余震が続くため、いつでも受け入れ調整が行えるよう、16・17日は24時間体制をとり、交代で対応を行いました。また、現在は当院の臨床心理士が、カウンセリングを実施し、被災者の心理的支援も行っています。
今回の震災ではヘリを使った搬送などもあり、近隣の消防署などとの連携強化、また、医療機関間でのスムーズな患者情報共有の必要性を感じました。今後、今年4月から運用が開始されている熊本メディカルネットワークシステムなどのツールを活用していくことで、正確で迅速な患者情報の共有が図れるのではないかと考えます。まずは既存のツールを有効活用し、災害時にも患者さんに安心して医療を受けていただける環境作りに取り組んでまいります。

医療福祉連携室 今井 志帆

…臨床心理士より……
災害後のストレスは、時間が解決してくれることも多いと言われる一方で、数年経過しても被災時の傷が癒えないとの報告もあります。
被災後の不安の訴えや落ち込みなどは、程度の差はあっても誰にでも起こりうる自然な反応でもあります。また、被災直後は、身体の安全や衣食住などの生活環境の充足が優先され、数日、数週間が経過することで、徐々に日常生活にも目を向けることができるかもしれません。しかし、お腹や頭が痛い、何にも感じない、落ち着きがない、自分を責めてしまうなど、身体、気持ち、行動、考え方にストレス反応がみられる場合があります。また、一見元気に見えたり、活動的になったり、気がつきにくい場合もあります。さらには、支援者として誰かのために働くことが、かえって自分自身に大きな負担をかけていることもあり、見過ごされがちです。
そこで、当院でも被災者への対応方法、早期ストレス反応への気づき、さらには、支援者自身のセルフケアを目指し、災害時の心のケア冊子を院内マニュアルに追加しました。
災害支援では、早急な支援と継続的な活動が必要です。適切な対応方法を学びつつ、災害時に備え、今後の支援に繋げて行きたいと思います。

臨床心理士 鶴田 真奈美


平成26年度 災害拠点病院災害訓練

8 月 31 日(日)人吉市で大規模地震を想定した総合防災訓練が実施され、当院も訓練に参加しました。同日午前 8 時 5 分に人吉市の断層を震源とする震度 6弱の地震が発生し、各地で家屋倒壊、火災、交通事故等が起きて大勢の被災者が出たという想定で訓練が行われました。

院内では職員約 230 名と地域協力会員をはじめとするボランティア 70 名が参加する災害実動訓練を行い、地域連携を 1 つのテーマとして、市役所、消防署、保健所などの行政や医師会・近隣医療機関との連携、そして地域協力会、人吉准看学院生、消防団、人吉アマチュア無線クラブの方々の協力のもと行われました。訓練では、当院に多数の負傷者が運ばれ、正面玄関に設置したトリアージエリアで医師、看護師を中心にトリアージを展開し、院内で重症群(赤)、中等症群(黄)、軽症群(緑)の各エリアでの検査及び治療など実施し、病棟への傷病者搬送訓練、通信訓練等を実施しました。

昨年、竣工しました新棟にはヘリポートも整備され、災害拠点病院としての機能を拡充し、衛星携帯や防災無線、高性能のアマチュア無線などインフラ整備も行っております。

今後もそれらの使 用方 法ならびにトリアージSTART 法などの技術の向上、必要な資機材の準備、その他、今回の訓練で出た課題を活かして、さらなる災害医療体制の向上に取り組んでいきたいと考えます。

実際に災害が起きた場合、被災者は混乱し不安の中、病院に来られると思います。その際、医療従事者である私たちが冷静になり迅速に対応し、安心感を与えていかなければいけません。今後も有事の際に迅速に対応ができるように、職員一同努めて参りたいと思います。

7階病棟 看護師 白石 美月

防災訓練

院外活動

DMAT (東日本大震災)

2011 年 3 月 11 日(金)に発生しました東日本大震災に際し、人吉医療センタ^からも、DMAT 2チームが出動しました。

DMAT活動
 
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