眼科
診療の目標
個々の疾患に対して詳細に検討を行い、医学的根拠に基づいた診療を目標としています。また患者様一人一人の病状にあった十分な説明を心がけ、気軽に質問のできる雰囲気づくりを外来スタッフ全員で目指しています。また、かかりつけ医の先生方や熊本大学病院眼科等の高度医療機関とも密な連携をとることで、最も適した医療機関を紹介することも可能です。
総合病院である利点を生かし、他の診療科との連携により全身疾患との関連も含め診断治療を検討します。
診療報酬改定に伴うお知らせ
2014年の診療報酬改定に伴い、これまで1回の入院で行っておりました両眼の白内障手術が難しくなりました。両眼手術の場合、片眼手術後、一度退院して頂く事となります。遠方の患者様や通院が不自由な方はこの限りではございませんが、逆に入院期間が必要以上に長くなるため、一旦退院後、1~2週間後の再入院をお勧め致しております。また。これまで認知症、精神疾患等で局所麻酔下での手術が困難な場合、全身麻酔下で両眼の同時手術を行っておりましたが、こちらは基本的に対応できなくなりました。当科と致しましても甚だ遺憾ではございますが、厚生労働省の方針ですので何卒ご理解頂けますと幸いです。診療の特色
- 白内障の診断、治療(全身的基礎疾患のある方も御相談下さい)
- 緑内障の診断、視野検査による定期検査、治療
- 糖尿病網膜症の診断、眼底検査、蛍光眼底造影検査、レーザー治療
- 網膜色素変性症、加齢黄斑変性など網膜疾患の診断、治療
- 手術…白内障手術、翼状片手術、光凝固術など
最新の機械により、術中の眼内圧変動の減少と水晶体処理効率の向上が見込まれ、より安全に高度な医療をおこなって参ります。
主な検査機器
ゴールドマンペリメーター:動的量的視野検査:ハンフリーフィールドアナライザー:静的量的視野検査:マルチカラーレーザー・YAGレーザー:光凝固治療眼底カメラ:眼底検査、蛍光眼底造影
網膜電位図、光干渉断層計、大型弱視鏡、色覚検査、調節力検査など
2020年度 疾患・手術件数
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