院長挨拶

令和7年 新年のご挨拶

新年 明けましておめでとうございます。
皆様健やかに新年を迎えられたこととお喜び申し上げます。

世間を騒がせ続けた新型コロナ感染症も、令和5年5月から「5類感染症」に位置づけられ、段階的な移行の後、昨年の4月からは通常の医療提供体制となり、一見 落ち着きを取り戻したようにも感じられます。しかし、この年末・年始にも新型コロナ感染症だけではなく、インフルエンザも増加し、院内感染対策強化継続を余儀なくされる現状です。引き続きのご理解、ご協力の程宜しくお願いいたします。

 さて、早いもので、昨年の4月に院長を拝命して、9カ月が経ちました。右も左もわからない状態での出航で、病院職員の皆さんの底力を信じ、ただ会合のたびに月々の状況をお話ししては「頑張って!」と励ますことしかできませんでした。職員皆さんの努力のおかげで、病院としては健全経営が維持できております。この病院としての底力を基盤に、今年は『効率化・合理化』を積極的に進めていくことを目標としていますが、そのためにも、4月には3人目の副院長を迎え、新しい視点を追加する予定です。人吉・球磨地域の人口が減少するなかで、5年後、10年後の当院のあるべき姿を見極めるべく、昨年以上に院長として努力していく所存です。

 最後に、人吉医療センターは職員全員が「地域の中核医療機関として、より信頼される医療を提供する」という共通目標をもって、力を合わせてまいりますので、本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

JCHO人吉医療センター 院長
薬師寺 俊剛

院長 薬師寺 俊剛