当院では入院患者様の栄養管理を管理栄養士の病棟担当制で行っています。入院時の栄養スクリーニングから栄養アセスメントを行い、個々の病態や摂食機能に合わせた栄養管理を早期から実施しています。病棟での主な業務として、患者さんに適した食事、食形態の提案や経腸栄養剤の投与計画の立案、食物アレルギー等の確認を行い多職種と連携しながら患者さんの栄養管理に努めています。
外来では予定入院となる患者さんの栄養評価や入院時の食事の対応（食形態、アレルギー、治療食等）を事前に聞き取り、安心して入院生活を送れるよう入院前から取り組み、退院後も生活環境に沿った栄養指導や食事相談を行っています。

【栄養食事指導】

栄養指導・食事相談は病態や嚥下機能、栄養状態に応じて、何をどのくらい食べたらよいか、食べ方のコツや調理の工夫について、患者さんのライフスタイルに合わせた具体的な料理や献立をお話しします。また、がん治療による食事への影響で経口摂取量が低下している方へは、さまざまな症状に対する食事の工夫をアドバイスしています。

【食事サービス】

給食は、業務委託管理を行っておりエームサービス株式会社へ委託し、衛生管理の徹底と美味しい食事の提供に努めています。
月に2回の行事食では、旬の食材を使って、イベントに合わせた献立を提供し、患者さんへ季節を感じていただけるような食事を届けています。また、週に3回朝食と昼食にお好みのお食事を選んでいただけるように選択メニューを実施しています。

◆行事食◆

【チーム医療への参加】

NST（栄養サポートチーム）
褥瘡予防対策チーム
緩和ケアチーム
認知症ケアチーム

【認定資格取得数】

糖尿病療養指導士　　　　　　1名
NST専門療養士　　　　　　　2名
病態栄養専門管理栄養士　　　1名
JDA-DAT（日本栄養士会災害支援チーム）リーダー　1名